・ 「どんど焼き・比々多神社散歩 2019」
You Tube : https://youtu.be/4MrXnhdLkFM
「どんど焼」は、小正月(1月14日の夜または1月15日の朝)に行われる火祭りの行事で、遠く平安の昔からの宮中行事であった「左義長(さぎちょう、三毬杖)」が起源とも言われ、鎌倉・室町時代頃には民間に伝わり風習として広まったと言う。
門松や注連飾りなどの正月飾りを持ち寄って焚きあげるもので、その火は神聖なものとされ、その火で焼いた餅団子を食べると一年中無病息災であるとされ、その灰を持ち帰り自宅の周囲にまくとその年の病を除くとも言われている。
また、書き初めの紙を焼いた時に、高く舞上がると字が上達するなどと言われている。
「どんど焼」の「どんど」は、どんど燃えろ、どんど燃えろ」という囃し言葉に由来するとも言われている。 また、関東から信越地方にかけては、道祖神信仰の影響もあり、しばしば「道祖神祭り」とされる地域も多く、「さいと焼き」・「さいとばらい」などと呼ぶところも多い。
春の水どんどの灰にぬるみけり (正岡子規)
どんど焼どんどと雪の降りにけり (一茶)
くろこげの 餅見失ふ どんどかな (室生犀星)
すれ違ふ 人にどんどの 火の匂 (佐々木須美子)
燃えさかるどんど妻への餅も焼く (神原栄二)
撮影日:2019.01.14
撮影地:神奈川県伊勢原市/三ノ宮比々多神社
音 楽:YouTubeフリー音源「Wistful_Harp」
・ 「寒の朝・実蒔原散歩 2021」
You Tube :https://youtu.be/BGpmbz-YA3M
寒の入り(1月5・6日ころ)から節分(立春の前日)までの約1ヵ月間を「寒」或いは「寒の内」といい、一年で一番寒い期間と言われている。
乾鮭も 空也の痩も 寒の内 (松尾芭蕉)
薬のむ あとの蜜柑や 寒の内 (正岡子規)
ほうほうと 楢山枯るる 寒日和 (富安風生)
撮影日:2021.01.22
撮影地:神奈川県伊勢原市実蒔原
音 楽:YouTubeフリー音源
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