コブクザクラ
コブクザクラ |
コブクザクラ(子福桜)
(分 類)
バラ科 サクラ属
(分 布)
日本の栽培(園芸)品種、落葉高木。 庭木や公園樹などにも時々見られる。
花は、一年に春と秋~冬の二度開花し、八重咲きで、咲き始めは白色であるが、微かに淡いピンク色に変わるのが特徴か。
同じ様に秋から冬と春の年二回咲く「ジュウガツザクラ(十月桜)」と 「シナミザクラ(支那実桜)」 の交配説や、「シナミザクラ(支那実桜)」と、「エドヒガン(江戸彼岸)」との交配説などの諸説がある。
花名の由来については、1つの花に1~3個の果実を付けることから「子宝」の桜の意味を含め、「子福」と名付けられたとも言われている。
コブクザクラ (2015/09/28) |
厚木市・(県立)七沢森林公園
(撮影日)
2015.09.28
(開花情報)
今年は、9月になり、台風や秋雨が続き、残暑も無く一気に秋本番へと突入した感もあり、例年だと10月中旬から11月頃より咲き始めるのが、今年は少し早い開花に思われる。
花が小さくて、数もそれほど多くはないので、あまり目立たないこともあり、桜だとは 気付かずに通り過ぎて行く人も結構いる。
日本人にとっては、桜=春というイメージが強すぎるのか、まさかこの時期に桜が咲いているとは思わない人も多いいのではないだろうか。 ちなみに、「秋桜」と書いて「コスモス」と読みます。
コブクザクラ (2015/09/28) |
コブクザクラの蕾 (2015/09/28) |
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