2015年9月21日月曜日

山麓花便り・ヤブラン


ヤブラン



ヤブラン
(花 名)
 ヤブラン(藪蘭)

(分 類)
 キジカクシ科 ヤブラン属

(分 布)
 東南アジア、中国、台湾などの他、日本では関東以西の比較的温暖な山野の日陰などによく生え、日本庭園の下草などとしても利用される常緑性の多年草。

 8月下旬から9月頃、葉の間から花茎を伸ばし、薄い紫色の小さい花を穂状にたくさん咲かせる。
 葉は細長く、先は垂れ、一般に緑一色であるが、黄色の縁取りが入ったり、白い縦縞が入る園芸品種もある。

 9月中旬から11月頃になると、球形の実(タネ)をつけ、熟すと黒くなる。
そろそろ夏も終わり、朝夕の涼しさを感じる頃、秋の到来を逸早く告げてくれる山野草のひとつ。

ヤブランの若い実
ヤブランの花




ぼうさいの丘公園 (2015/09/21)
(撮影場所)
 厚木市・ぼうさいの丘公園

(撮影日)
 2015.09.21

(開花情報)
 花期は1ヶ月以上と長く、今が満開の頃か? すでに緑色の実をつけたものもあり、なかには黒く熟したものも見うけられる。








ヤブランの実 (2015/09/21)
ヤブランの花 (2015/09/21)