マンサク
(花 名)
マンサクの花 |
(分 類)
マンサク科マンサク属
(分 布)
本州、四国、九州の日本全域の山野に自生する落葉小高木。
早春の2~3月ころ、葉の出る前に黄色の紐(ひも)状の花弁をつける。
名前の由来は明らかでないが、早春に一番初めに花が咲くので、「先(ま)ず咲く」という意味から転訛(てんか)して、マンサクという名がついたとも、黄金色で一面に花が咲くことから、秋の豊年満作の願いをこめて、マンサクと呼ばれたなど、諸説ある。
数多くの園芸品種には、赤色の花弁のものなどもあり、庭木として植えられることもある。
マンサクの木 |
シナ・マンサクの花 |
厚木市・(県立)自然環境保護センター
(撮影日)
2016.02.19
(開花情報)
2月になり蕾(つぼみ)も膨らみ、ここにきて一気に咲き始めた。
マンサクは、早春に咲く代表的な花のひとつ。 本格的な春の気配に先駆けて「まず咲く」、「まんずさく」が語源ともいう。 山麓では、早咲きの梅の花も咲き始めた。
今年もまた、何時もの様に春がやってくる。 何百年、何千年と繰り返す季節のサイクル。
二度と同じ春は来ないいつもの春が。
シナ・マンサク(支那満作):中国中部原産
シナ・マンサクの木 |
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